岡山から山陽本線で倉敷。倉敷からは臨時のバスでJFEまで行く。
JFEスチール西日本製鉄所倉敷地区[1]では,毎年この時期に祭りをしている。催し物も多数あるのだが,今回は工場見学をする事にした。
工場見学は厚板工場と熱延工場の2コースがあるが,並ぶ列が少ないという理由から,厚板工場を選択する。
見学者を乗せたバスは中央幹線[2]を南下し,高炉の出銑作業を見てから厚板工場へと行く。工場見学といっても,安全通路からライン内を見るだけのものであるが,稼動中の装置は高温・高湿・高騒音と迫力がある。
次に,待ち時間なしで見られるというので,熱延工場へも行く。工程は似た様なものであるが,目的とする製品の厚さが違うので,末端部での送り速度はかなり速い。
久しぶりに工場見学をしたが,稼動中の装置を見る事が出来て有意義であった。機会があれば鋼管町[3]の方も見学したい。
帰りのバスが混みそうだったので,水島港まで送迎バスに乗り,水島駅から岡山へと帰る。
特に用事も無いので,三菱感謝祭にでも行こうと,岡山から水島まで行く。
MINICAB-MiEVは,スペアタイヤが荷台搭載なのと,テールランプ等がハイゼットカーゴの流用になったのがいまいち。
後はオート三輪のみずしま号を見た位。
平松伸二[4]先生のトークショーがあるという事なので,高梁まで行く事にする。
吉備新線から国道484号で高梁に出て,国道313号で高梁市川上町。
トークショーにはまだ時間があるので,吉備川上ふれあい漫画美術館で開催されている,「平松伸二原画展―ハードボイルドの世界―」を見学する。各作品に対して平松先生のコメントが付いているが,当時の流行や興味で作品を作っているのが判る。
時間になったので,トークショーの会場である,隣の総合学習センターに行く。観客が100人程度は居るか。
トークショーは,ファッションチェックから今までの作品の解説や裏話など,盛りだくさんの内容。特に面白かったのが,「一番のお気に入りは『どす恋ジゴロ』」という話と,「売れるのは勧善懲悪もの」という話。
トークショーの次は似顔絵教室。内容はというと,観客の中から希望者を募り,その人の似顔絵を描くというもの。初見の人でも特徴をとらえて,おなじみのタッチで描くのはさすがプロ。こうしてトークショーは,盛況のうちに終了。
高梁からの帰りは,農道を通る事にする。
備中西部広域農道,通称「星の里街道」は,川上から美星を通り,矢掛まで行く道である。
走りやすいのは美星産直プラザくらいまでで,後は普通の生活道。途中で国道486号の方に抜けてしまったので,国道486号から南の区間については,機会があれば通る事にしたい。
農道の写真を撮っていると,EF28-80mm F3.5-5.6 V USMのオートフォーカスが動かなくなった。買ってから11年過ぎなので寿命か。
© Keisuke Uchida 2011