初詣の場所というのは特に決めてはいないのだが,今年は観音寺へ行くことに。
岡山から日帰りできる場所であれば何処でもよかったのだが,決め手は大川橋蔵の時代劇。
銭形砂絵を見てから神恵院と観音寺に行き,そのままとんぼ帰り。
とても我慢ができなかった訳でもないが,はるばる函館へ行くことに。岡山を6時の新幹線で出て,東京から東北新幹線に乗り換えるが,新函館北斗までの4時間は長い。
まず岡山から乗ってきているので,大宮を過ぎた辺りから座っていることに飽き,落語の練習をするものの,仙台にはまだまだだ。二戸から先になるとトンネルで携帯が通じなくなるので,スマホをするにも中途半端。八戸を過ぎると乗客もかなり減り,N700系の台車も危ないかも知らないが,JR北海道も危ないのではないかと思いながら新函館北斗。
函館駅に出てから,とりあえず函館市電に乗る。三が日で市電もロープウェイも減便しているので,函館山には上らず五稜郭へ。五稜郭を一周した後は,予算をケチったので青函フェリー。
フェリーでねんねんころり寝ころんだ後は,午前三時の青森ベイ。孤独さ,そう,みんな同じよと,車も拾わず,雪の中を青森駅まで歩く。
青森駅からは奥羽本線。雪でジワジワと列車は遅れ,弘前へ5分延着。乗り換えた電車も,大鰐温泉で進入・進出ともポイント不転換で長時間停車。停車の間に弘南鉄道を見ていたが,元東急7000系のパイオニア台車やキ100形など見所は多そう。結局秋田へは30分遅れ。秋田駅も新幹線ホームだけは非常停止ボタンを付けたが,ホームのかさ上げをしていないのはいただけない。
秋田から羽後本荘へ出て,由利高原鉄道を一往復。羽越本線で酒田まで向かうが,酒田駅手前で強風のため停車。この辺りは突風がよく吹くので怖い。[1]なんとか列車が動いたので,陸羽西線で新庄。
新庄駅前で肘折温泉行のバスを待つ。バス停のイラストを冨樫義博先生が描いているだけに,作者急病のため運休もありうるかと思ったが,普通にバスが来るので拍子抜け。
この路線,元々は山交バスが運行していたのが大蔵村営になり,片道1240円から600円へと大幅値下げになったのでだいぶ行きやすくなった。温泉に入って周辺を散策の後,新庄駅へ戻る。
新庄からは奥羽本線で山形。山交バスで荒砥まで行き,山形鉄道で赤湯。山形新幹線で東京。
東京から横浜に行き,根岸線の洋光台駅。横浜こども科学館でボールマシンを見学。
箱根駅伝に興味はないが,小田原へ。久米宏によると,小田原といえばういろうとの事なので,ういろうを買う。
あまり急ぐこともないので,こだまで名古屋。味噌カツを買って岡山。
© Keisuke Uchida 2018