日豊日記:2011年1月

2011-01-03

福山

岡山から山陽本線で笠岡。カブトガニしか無いので,福山城に行こうと思い福山。

福山というより広島県まで来る位なら,尾道まで行っても良かったかもしれないと考えながら,また岡山まで帰る。

2011-01-09

尾道

朝から岡山と倉敷を1往復。

岡山から伯備線経由で清音。駅前のパン屋で買い物をし,井原鉄道で神辺。ワンコインデーという事で,1乗車が100円なので乗客が多い。福塩線・山陽本線で尾道。

線路沿いに西國寺まで歩く。ここまで坂や階段が多いと住もうとは思わないが,健脚祈願をするならこの位歩かないとならないか。

再び神辺まで戻り,井原鉄道で総社。伯備線経由で岡山。

2011-01-10

現実的な車の選び方

コンベックス岡山へ,「オールトヨタ&ダイハツ新春大感謝祭2011」を見に行く。

とりあえずカメラを持ってきたので撮ったのが,プリウスのプラグインハイブリッドと,ハイエースの福祉車両のみ。どちらも非常に現実的な乗り物だと思います。

2011-01-23

日産の車

コンベックス岡山に,「オール日産コンベックス大商談会」を見に行く。

ADバンよりはプロボックスの方が良さそう位の感想。

2011-01-28

室戸岬

岡山から快速「マリンライナー1号」で坂出。

この時間の列車はというと,琴平行の普通電車が松山行特急「いしづち3号」,中村行特急「しまんと1号」,岡山行快速「マリンライナー6号」の3本を待ってから発車するダイヤになっているが,当然ながら岡山には帰らないので,特急「しまんと1号」で高知。

高知からは,土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線経由で奈半利。奈半利からはバスで室戸岬。金曜日とはいえ,この辺りは全然人の気配がしない。バスの乗客も,区間によっては1名の状態。

室戸岬からはバスで甲浦駅。乗客よりも歩き遍路の方が数が多いというより,大半が乗客1名。運転手さんによると,この辺りは円広志[1]の出身地であり,周遊きっぷの「徳島・室戸・高知ゾーン」が使えるそうな。

甲浦からは阿佐海岸鉄道で海部。牟岐線の普通列車を乗り継いで徳島。徳島からは特急「うずしお22号」で岡山。

[1] 円広志
一般的には,とんでとんでで知られる人。
「越冬つばめ」の作曲をした事は,関西以外ではあまり知られていない。

2011-01-29

松山高知急行線

岡山から快速「マリンライナー3号」で高松。高松からは特急「しおかぜ1号」で松山。

松山からは,JR四国バスの松山高知急行線。松山市内を抜けると,三坂峠を越えて落出まで行く。三坂峠は標高が720mあり,松山市内が眺められるが冬季は雪が降る。落出からは土讃線の佐川まで行くバスもあるが,もと来た道を戻り松山。物のついでに松山市駅へも行く。

松山から特急「しおかぜ30号」で児島。快速「マリンライナー64号」で岡山。

2011-01-30

アンパンマンと哲学

岡山から快速「マリンライナー1号」で坂出。特急「しまんと1号」で土佐山田。JR四国バスの大栃線で大栃。

大栃からバスでアンパンマンミュージアム前。アンパンマンミュージアムを見学する。

子供向けのアニメや特撮というのは往々にして残酷なものだが,アンパンマンにも考えさせられるものがある。「アンパンマンのマーチ」「手のひらを太陽に」は作者のやなせたかし先生による作詞だが,詞だけを見ると子供向けとは到底思えないし,アンパンマンの「顔をあげる」という行為も,正義を行う時は、自分も傷つくことを覚悟しなければならない事の表れである。

家族連れだけでなく,いい年をした大人だけで行っても良い場所。

龍河洞

アンパンマンミュージアム前からバスを乗り継いで龍河洞。

日本三大鍾乳洞は,岩手の龍泉洞・高知の龍河洞・山口の秋芳洞だそうだが,日本三景や日本三名園の様に,聞かれたらすぐに答えられるかと言われたら怪しい。

洞内は通路の断面が狭いので,立ち止まってじっくり見るには向かないが,石は面白いのが多い。特に大昔の壺が鍾乳石と一体化した「神の壷」は,自然とは人間不在ではなく,人間介在のものであるという事を認識させる逸品。

バスで土佐山田駅。特急「南風24号」で児島。快速「マリンライナー58号」で岡山。

© Keisuke Uchida 2011
URI:https://www.conductorless.org/diary/2011/01
公開日時:2011-01-04T08:00:00+09:00
更新日時:2011-02-07T21:10:00+09:00